天下茶屋駅前商店街を歩く。昭和の哀愁漂う懐かしい街と聖天坂へ。
南海電鉄の天下茶屋駅。
天牛堺書店がなくなったのは本当に悲しい。
焼き肉の味福圓。うまそうだ。
昔ながらの商店街に隣接する場所でずっと営業を続けられているこうした飲食店は格別に旨いものだ。
昭和のパチンコ屋はいまのようにインターネットが普及していない時分、常連客同士での世間話や情報交換・憩いの場だった。
天下茶屋の商店街は良いな。懐かしい昭和の匂いが残っている。
天下茶屋駅前商店街を真っ直ぐ進む。
理容オサフネ。床屋の店先で回る看板。床屋の看板。あのクルクル回るやつだ。これは「ねじり棒」と呼ぶ。サインポールというやつです。
昭和の時分には理髪店・散髪屋が多く、こうした床屋の看板は子供の頃は特に興味津々だったものです。床屋では散髪してもらうときの肩をポンポンされるマッサージと肩叩き、蒸しタオルが心地よい。
一旦道路を挟む。
旧街道的な。
銭湯ならではのフルーツ牛乳やみかん水、リンゴジュースなど昭和の銭湯のドリンクはそこらでは売っていなくて独特の味があって美味しかった。
古き良き昭和の雰囲気を残す素晴らしい銭湯。
また天下茶屋商店街へと向かう。
フルーレ伊賀屋さんが閉店した。ショックだった。目頭が熱くなった。
フルーレ伊賀屋
天下茶屋3丁目1-15
駄菓子屋の八千代堂。
近くには書店と酒屋の桝屋も。
桝屋。角打ちの立ち飲み居酒屋。
少し歩みを。
天下茶屋聖天尊。
チンチン電車。停留所。
裏道を進む。コーヒールンバ。懐かしい。
聖天下1丁目12-14
聖天坂の方面へ。
近くには乾電池の自販機や100円ジュースの自販機も。
聖天坂へ。
ここへ向かう途中、天下茶屋商店街には花屋さんもある。しきみも売ってる。懐かしい。
焼き肉の提灯もあった。
聖天坂を上がり聖天坂。
ここを越えれば阿倍野区へ。
阿倍野に来るとまた違った雰囲気が味わえる。
(個人的にですが阿倍野といえばグリルマルヨシさんと昔洋食みつけ亭が印象深いです)
良いな。昭和のレトロな雰囲気が懐かしい。聖天坂付近を少し歩くと大谷高校周辺の天下茶屋湿地が見えてくる。
水が涌き出る湿地。
貴重な自然の保護と保全を切に願うばかりだ。
古き良き昭和の思い出と失われていく自然と天下茶屋湿地について。物思い。
願わくは少しでも自然環境が保全されますように。
天下茶屋を散策し、古き良き昭和の思い出残る街と下町情緒に思いを馳せる。
天下茶屋湿地、夏の日にまた訪れたいものです。
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